依頼前に知っておくと安心!?外壁塗装のポイントについて初心者にも分かりやすくご紹介

このサイトではそろそろ外壁塗装のタイミングが気になりはじめた方を想定して、活用できる知識を色々なコンテンツで御紹介しています。10年に一度がタイムングの目安とされていますが、施工はそれなりの規模になる上に、時には足場を組む必要もあり、それなりのまとまった出費を覚悟しなければなりません。100万円を超えることも珍しくなく、相応の売り上げを見込めるだけに悪徳業者が手をのばす余地が存在しているのは確かです。
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依頼前に知っておくと安心!?外壁塗装のポイントについて初心者にも分かりやすくご紹介
- 外壁塗装リフォームのときの養生や足場を設置する目的
- 外壁塗装を行う目的は劣化した外壁の機能を高める点と見た目を良くする2つ
- 外壁に指で触れたときに白い粉が付着するのは外壁塗装のサイン
- 外壁塗装の費用は外壁の面積により左右する
- 外壁塗装で利用されることが多い塗料の種類と相場
- サイディングの外壁も外壁塗装ができる?
- 外壁塗装に使用する一般塗料の種類と耐用年数
- 外壁塗装が始まると洗濯物が干せない?
- 外壁塗装の見積もりのチェックポイント
- 外壁塗装が始まると窓を開けることができなくなるので注意
- 外壁塗装は塗料を乾燥させるので雨の日は塗装工事は中止
- 外壁塗装で重要といわれている下地調整とは?適当にやるとリスクは?
- 外壁塗装工事は足場が設置されるので侵入者などの対策が必須
- 外壁塗装は10年目に施工するのが良い?
依頼前に知っておくと安心!?外壁塗装のポイントについて初心者にも分かりやすくご紹介
外壁塗装を検討するときには、家の美観を左右するだけにいろ選びに頭を悩ませる時間が長くなるはずです。
自分の家の構造や見た目・素材など色選びに当たって考慮するべき要素がありますが、外壁塗装の初心者こそ意識してほしいのが、面積効果というものです。
面積効果とは、同じカラーリングでも面積の大きさによっては大きく見えたり、逆に矮小な印象を与えることもあります。
色見本だけで検討すると、実際の仕上りと想定イメージとの乖離が大きくなってしまうので注意してください。
外壁塗装リフォームのときの養生や足場を設置する目的
外壁塗装リフォームにおいてはいわゆる養生と、足場の設置が行われますが、その目的はどこにあるのでしょうか。
養生は塗料が付着すると困る部分に対し、一種のカバーとして設けられるものです。
養生なしに作業を始めると、塗料が非塗装部分にも付着してしまったり、落とす作業が増えてしまいます。
その点、養生はシートやテープを使って簡単に行えますし、剥がすのも簡単なので外壁塗装の現場では重宝されているわけです。
一方の足場は、高所の作業を安全かつ効率的に行う為のもので、平屋においても足場なしの外壁塗装は考えにくいです。
部分的な補修程度ならともかく、屋根全体を塗り替えるような工事であれば、必ずといって良いほど足場が設置されます。
これは作業をする人が上に乗るだけでなく、作業に使う道具を置く場所としても機能します。
外壁塗装で行われる準備には1つ1つ目的や意味がありますし、手を抜くと作業の効率と仕上がりにも影響するので、実はとても重要なのではないでしょうか。
外壁塗装を行う目的は劣化した外壁の機能を高める点と見た目を良くする2つ
外壁塗装を行う目的は、劣化した外壁の機能を高める点と見た目を良くする2つが大きな目的となります。
外壁は雨や風、紫外線など常に自然からのダメージを受け続けている個所です。
塗料はそれらのダメージから住宅を守る効果があります。
塗料の効果が経年劣化などによって低下してしまうと、クラックと言われるひび割れが壁に入り、そこから雨水がしみ込んでしまうことがあります。
土台や柱などが雨水によって腐ってしまったり、白アリが増えやすい環境になってしまうため、マイホームの寿命が低下してしまうので定期的に外壁塗装を行うことが必要です。
塗装をすることで自然のダメージから住宅を守ることができますし、断熱機能を持つ塗料を選べば室内の気温上昇などを抑える効果も期待できます。
また、新しい塗料を塗り直すことで新築同様に美しい外壁にできます。
マイホームの資産価値を下げないという目的で、定期的な外壁塗装をし状態をキープしておくことがおすすめです。
外壁に指で触れたときに白い粉が付着するのは外壁塗装のサイン
外壁に白い粉が付いているときは、塗膜の1部が劣化していることを表しておりこの現象が発生すると劣化したことのサインなので塗膜に寿命が来ており、外壁塗装を行う必要があります。
白い粉が発生する現象は、雨は紫外線などで塗料の合成樹脂が分解されて着色に使っている分ますがこのようになって表面に現れてくるのです。
塗料の寿命は概ね10年前後で、寿命が近づいてくると色成分が白い粉となって表面に現れてくるのですがたまに施工不良が原因で発生することもあります。
また塗膜に含まれている顔量が表面化して現れてくるのですが、クリアー塗装などは顔料が含まれていないので白い粉が吹く事はないです。
それから外壁塗装の工事の時に、手抜き工事等があったときは予定より早く粉が発生し例えば工事の前の高圧洗浄が不十分だったり下地処理が不適切だった、塗料を薄めてしまったなどで起こることがあるのです。
白い粉は外壁塗装をしてから7年から15年後に発生しますが、使用した塗料の耐用年数によっても時期が異なります。
外壁塗装の費用は外壁の面積により左右する
住宅の外壁塗装に関しては、どれほどの費用になるか気になるところでしょう。
その費用はどのように決まるかと言えば1つは面積によって異なります。
当然ですが100平米の住宅と200平米の住宅では、建物の高さが同じならば200平米の住宅の方が2倍ぐらい塗料を使うことになります。
ぴったり2杯では無いものの、およそそれくらいのお金になる可能性が高いです。
足場の設置等もお金がかかるだけでなく、そこに使うと量もかなりの量になりますので、料金が高くなること言っても間違いありません。
もう一つは、外壁塗装の塗料の種類により異なります。
極端に安いもの高いものを比較すると2倍位の金額の違いはありますが、平均的なものと世間的に料金が高いと言われているものを比較した場合1.3倍位の違いしかありません。
どれを使うかはその人の価値観や持っているお金によって変わってくるでしょう。
業者に勧められたからといって、無理して違うものを使う必要は無いものの、高いものにはそれなりの価値があることを知っておく必要があります。
外壁塗装で利用されることが多い塗料の種類と相場
外壁塗装を利用する場合には、塗料の種類を知っておかなければいけません。
外壁塗装の塗料の種類といっても、業者ほど知っている必要はありませんが基本的なことだけでも頭に入れておくと随分と違います。
一般的によく用いられるのはシリコン型と呼ばれるものです。
シリコン型のメリットはやはり耐用年数に対して比較的料金が安いことです。
それまでは、ウレタン型と呼ばれるものが利用されていました。
ウレタン型の特徴は、シリコンがまだ出る前に視覚的耐用年数もあり料金が安かったことです。
しかも、サイディングだけでなくモルタルに戻ることができるという利点はやはりその時代であれば大きかったといえます。
シリコン型の場合は、ウレタンよりも耐用年数が2年から3年ぐらい長く料金もそこまで違わないため一気に世の中に広がったといえます。
それ以外には、フッ素系といったものや光触媒あるいは断熱性の高いものなどいろいろありますが後は目的に応じて考えるしかありません。
サイディングの外壁も外壁塗装ができる?
外壁にサイディングを採用している住宅は数多くありますが、素材は金属製や窯業製、樹脂製や木質系などがあり、どのような材料を使って行っても外壁塗装を行うことは可能です。
逆に言えば外壁塗装ができない外壁材は皆無といっても過言ではなく、天然素材のレンガやタイルでもイメージチェンジとして施工することも可能な範囲です。
サイディングの場合はモルタルの外壁と同じように経年劣化による外壁塗装は多くの方が行っており、塗り替えをする際に選ぶ塗料のグレードによって耐久性を調整することも可能になります。
問題になる内容はあり、窯業製の場合は塗り替えによって模様や柄は全て単色になることをあげることができます。
元々が単色カラーの金属製や樹脂製の外壁の場合は問題にはなりませんが、窯業製の場合ではおしゃれなデザインを失ってしまうので、デザイン塗装を行える会社に依頼をしたり、単一カラーでも経費を低くすることに優先をしている場合は、外壁塗装は素材を選ばずに行うことが可能です。
外壁塗装に使用する一般塗料の種類と耐用年数
外壁塗装は塗料の種類によって耐用年数が異なります。
例えばリーズナブルな価格のウレタンは、約6年から10年ほどが平均的です。
今現在、主流となっているシリコンは8年から15年ほど長持ちすると言われています。
費用はウレタンのほうが安いのですが年数が短いので、外壁の機能を維持するためには頻繁に外壁塗装をしなければいけません。
一方、シリコンウレタンより塗料の値段は高くなりますが、10年から15年ほど持ちますので将来の塗り替え費用も含めて考えると、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
さらに塗り替えの時期を延ばしたいならフッ素系がおすすめです。
フッ素塗料という種類は耐用年数が10年から20年と長いです。
価格はやはり高くなってしまいますが、塗装のタイミングを延ばすことができます。
各塗料の期間は住宅の状態などによって変わってくるので、あくまで外壁塗装を依頼する目安の1つです。
コストパフォーマンスなどを考えて塗料の種類は選ぶと、納得のいく外壁塗装を行えるでしょう。
外壁塗装が始まると洗濯物が干せない?
戸建て住宅で外壁塗装を行う時には、作業が完了するまでの間に洗濯物が干せなくなるのではと不便に感じる方も存在しています。
住宅の構造による違いはあり、確かに外壁塗装では家を囲むように足場が設置され、足場の外側にはシートが張られます。
住宅側には窓ガラスなど塗料が付いてはならない部分全てを養生シートを貼りますが、洗濯をしても部屋干しであれば外壁塗装の期間中でも何ら問題なく干すことができます。
部屋干しではなく屋外に干したいと考える方は、足場の養生シートから離れた位置に洗濯竿を設置していれば、塗料が飛散してしまうことなく普段通りに干すことも可能です。
カーポートなどを設備にしている住宅であれば、カーポートに物干し竿を一時的に固定をして洗濯物を干す方法も選べます。
アパートやマンションなどにお住いの方は、ベランダに干すことを行っている方もいますが、このような集合住宅の場合は作業完了まではベランダを使うことはできません。
外壁塗装の見積もりのチェックポイント
外壁塗装を行うときに適正な価格を知るには、どのような判断基準で選べばいいのか迷う事がありますがその場合は相見積もりを取ることをおすすめします。
外壁塗装の業者は、それぞれが塗料やサービスや金額バラバラで一定していないので相見積もりを取ることでどこが安心で正確な工事を行ってくれるか分かります。
おおむね3社ほどにお願いし判断材料にすることですが、見積書を見てもどこに注目していいかわからない時はまず塗料のメーカーと商品名がしっかり記載されているかを確認することです。
塗料は商品によって品質が違いますし、メーカーが異なれば価格も違ってくるのでそこはしっかりと確認することでもう一つは塗料の缶数が記載されてるか確認しておく必要があります。
基準塗布量が少ないと本来の性能が発揮せず、施工不良になってしまうことがあるので注意しなければならないのともう一つは塗布量を守るには、正確な面積が算出されていないとだめなのです。
外壁塗装が始まると窓を開けることができなくなるので注意
外壁塗装工事が始まると、部屋の換気をしたいと思ったとしても窓を開けることができるため注意が必要です。
なぜ外壁塗装中に窓を養生しなければならないのかと言うと、目印やその後の仕上がりに影響を及ぼすからです。
ガラスやサッシなどに塗料がつくと、美観が損われるのはもちろんですが、塗料が細い溝に入り込むと取り除くことがかなり難しくなります。
仕上がりをきれいにするためにもこの養生は欠かすことができないのです。
どれだけ窓の養生期間が続くのかと言うと、5から7日程度は続くことが予想されます。
工事全体は通常約10日ほどかかり、屋根の塗装も一緒に行った場合には14日間程度がかかります。
2日目の高圧洗浄機からはガラスなどの養生が必要であり、基本的には塗装が終了するまで続けることになります。
基本的には5から7日間程度は開けられないと考えておきましょう。
特に注意が必要なのは高圧洗浄中と塗装中が挙げられます。
この期間中に窓を開けると、家中が水浸しになります。
水圧で開く可能性もあるので鍵も必ずかけておきましょう。
外壁塗装は塗料を乾燥させるので雨の日は塗装工事は中止
外壁塗装を依頼して工事がスタートしたからといって、晴れの日が長く続くわけではありません。
場合によっては雨が降る日があったり、長引くこともあるでしょう。
雨の日に外壁塗装工事ができるのかと言うと、基本的には工事は行うことができません。
一般的には気温が5度以下、湿度が85%以上の場合には塗装は避けた方が良いと言うわれています。
湿度が85%以上になると、塗料に雨や結論等の不純物が混ざり、変色したり、と膜が形成されないなどのトラブルが発生する可能性があるからです。
直接雨に当たらなくても塗料が乾燥しにくいことも1つの問題です。
作業の効率や塗装の仕上がりともに悪くなってしまうということです。
油性の塗料を使ったとしても、塗装の部分に水分が当たると、工事をやり直さなければならなくなってしまいます。
またと足が滑りやすく、作業員にも危険が伴います。
特に足場を組み作業するのであれば、転落する危険性もあるでしょう。
このような理由により、基本的には雨の日は外壁塗装工事は行わないことになっています。
外壁塗装で重要といわれている下地調整とは?適当にやるとリスクは?
これから将来的に外壁塗装を考える場合、塗料の種類や金額なども気になるところですが、それ以外に地味な作業も少しだけでも知っておきましょう。
具体的にどのような作業があるかと言えば、外壁塗装の前の下地処理といえます。
これは外壁塗装の1連の流れの中で塗料を塗る前の段階に行わなければいけないものと言えるでしょう。
通常ひび割れ等が生じている場合、下地処理をしなければひび割れができた状態で新しく塗料を塗ることになります。
そうすると、積極もう一度塗り直しをしないといけなくなるわけです。
これを考えれば、事前に行っておくのは理由があることが理解できるわけです。
とは言え、それらをその目で見る事はなかなかできないかもしれません。
通常塗料を塗っている時と言うのは、ネット等が利用されており外から見ることができないわけです。
その過程の中に下地調整があると言うことを知っておくだけで、なぜそれほど料金がかかるのかが理解できるかもしれません。
外壁塗装工事は足場が設置されるので侵入者などの対策が必須
住宅に住んでいると、長年経過するにつれて塗装が痛んできてしまうと、住居の壁が傷んでしまう事があります。
そのため、外壁塗装を専門業者に依頼する事があると思いますが、こういった際に使用する塗装は何度か重ね塗りしたり、仕上げ用と別の製品になっている場合が多いです。
また梯子を使用して外壁塗装をすると住居が傷んでしまう事がある為、足場を組んで職人が昇降しやすく、作業しやすくする場合が普通です。
第三者が侵入すると危険になる為、立ち入り禁止の看板は建てるように法律で決まっていますが、鍵や錠前などをつけてロックするという決まりはないので、侵入しようと思えば簡単に足場内に入る事が出来ます。
その為、普段は無関心な2階部分や屋根裏等の侵入経路から住居内に入れないように防犯対策を強化する事は必須となります。
具体的には窓の二重ロックや高い部分から見える場所に貴重品を置かないようにする事です。
塗装工事業者は防犯の部分まではプロではない場合がある為、事前にそういった事を想定して準備しておくと安心できます。
外壁塗装は10年目に施工するのが良い?
新築住宅等を手に入れた場合、次回に外壁塗装するのはいつ頃でしょうか。
外壁塗装にはサイクルがあり大抵10年目位と言われています。
つまり、10年経過した段階で業者のほうは塗装した方が良いと言うわけです。
ただこれに関しては異論がある人も多いかもしれません。
10年と言うのは1つの目安であり、必ずしもその頻度で行う必要はないと言えるでしょう。
例えば、塗料の中でも平均的に多く使われているものに関しては12年位ないしは15年ぐらいは長持ちすると言われてます。
そして実際に10年経過した段階で行っている人はあまりいません。
要するに、車の点検と同じように大きな問題が起こる前にやっておきましょうと言うことであり最終的には自己判断にするしかありません。
とは言え、全く塗装しない状態が20年以上続くとさすがに外壁がボロボロになってしまいます。
外壁がボロボロになると、見た目の問題だけでなく家の壁の中に水が入ってしまう恐れもあるため、やはり15年に1度ぐらいはやっておいた方が良いわけです。